アメリカ発のジュエリーブランド“PASCAL（パスカル）”は、“Paradoxe（パラドックス）”コレクションから、芸術家ジャン＝ミシェル・バスキアの作品にインスパイアされた新作時計“パラドックス ダイヤモンド ウォッチ ARTIST001”を発売した。
1980年代のニューヨークのアートシーンを代表するアーティスト、ジャン＝ミシェル・バスキアにオマージュを捧げる本作は、バスキアの代表的なモチーフを文字盤に落とし込んだデザインが特徴だ。
本作の最大の特徴は、バスキアの抽象的なフェイスモチーフに、“パスカル”が得意とするジュエリー製作のノウハウを融合させた、アヴァンギャルドなデザインだ。
大胆なラインと鮮烈な色彩で表現された文字盤と、ラボグロウンダイヤモンドの輝きが、エネルギッシュなバスキアの作品性を見事に表現している。
キャンバスのフレームとなる柔らかく歪んだフォルムのケースは、時の曖昧さや矛盾を表現しており、時間を確認するたびに特別な瞬間を記憶に残す。
文字盤のフェイスに重ねられたバスキアのフェイスモチーフが、時・分針の動きとともに表情を変える意匠も印象的だ。
さらに本作はリューズトップに0.02カラットのラボグロウンダイヤモンドが逆向きにセッティングされているのも特徴のひとつ。
これは“時間が逆流する”というテーマを象徴したもので、文字盤にセッティングされた0.48カラットのラボグロウンダイヤモンドと共に、その輝きがバスキア作品の持つ力強いエネルギーを表現している。
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