今日は永遠の憧れの時計、永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)のご紹介をさせていただきます。
小宇宙を感じる IWC 「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ」 - IWC
時計の複雑機構の最高峰と言われている永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)。
その永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)は、死すべき肉体と永遠の精神を併せ持つ人類が夢見てやまない永久機関です。西洋においては、機械式時計の歴史と密接に関わりながら、数々の発明を生む原動力になってきました。
永久カレンダーを名乗る時計は、月、日、曜日、暦年などを、無補正で表示する時計の機構を備えていなければいけません。この機構を持つ時計の場合、小の月・大の月は時計自身が把握していくことになります。
また、さらに注目すべきメカニズムは閏年(リープイヤー)の補正です。
永久カレンダー時計ではこの4年に一度のプラス1日も、もちろん折り込んでいなければならない。さらには現時点での年が、リープイヤーから数えて何年目か、あと何年で次のリープイヤーが来るのかを把握し、時にはそれを表示するダイヤルか表示窓を持つこととなります。(こちらの時計には閏年の表示はありません)
小宇宙を感じる IWC 「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ」 - IWC ダイヤル上での閏年はLEAP YEAR 、あるいはbis(anee bisextil=フランス語で閏年の意味)、あるいは1から4までの数字の4で表示されます。これは西暦年(グレゴリウス暦)を4で割り、割り切れる年が閏年であるということに起源があると思われます。ここまでを機械的にプログラミングして、初めて永久カレンダーと名乗れるのです。
グレゴリウス暦の閏年にはもう一つのルールがあります。1900年、2000年といった100年ごとの「4で割り切れる年」の中でも、400で割り切れない年は閏年ではない。すなわち、2100年には閏年は発生しないことになります。
永久カレンダーの名品「ダ・ヴィンチ」を1985年に出したIWCでは、4桁の年の表示まで備えていたのは有名です。
自分の一生が終わって、さらに何世代か後までが、腕時計の中に予定されています。実用的なことだけ言えば、最近各社から出始めたアニュアルカレンダーで十分便利です。それは部品がかなり少なくて済み、それが価格にも反映しています。しかし、そこを無理してでも永久カレンダーにするところが楽しいのではないでしょうか。厳密に言えば、現行の永久カレンダーはどれも完全には永久ではありえない。西暦1万年といった
ロレックス コピー数字の上では考えられる未来の表示も、今のところは不可能です。もっと先、太陽がその寿命を終える時には、時間の概念も変わるだろうし、何より人類が生き延びてはいけないでしょう。そして、だからこそ永久カレンダーへの挑戦はまだまだ続くのです。あまりにも高度なメカニズムでありながら、永遠に完成しない永久への取り組み。やはり時計ファンが誰しも憧れる機構だけありますね。
IWC ポルトギーゼ オートマチック IW500712
N品価格:44000円
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレス ストラップ ストラップ
タイプ メンズ
カラー シルバー
文字盤特徴 アラビア
外装特徴 シースルーバック
ケースサイズ 42.3mm
機能 デイト表示
パワーインジケーター